昨日、アフリカのリベリアへの渡航歴がり、羽田空港で発熱を訴えた40代の男性について厚生労働省は検査の結果、男性はエボラ出血熱には感染していないと発表されれたが多くの方はホッとしたことだと思います。
その昔、今から20年ほど前に、アフリカで初めてエボラ熱が流行したことがあり、それを題材にしたダスティンホフマン主演の「アウトブレイク」という米映画が上映されました。
その後しばらくしてこの感染症は沈静しましたが、今、再度、こうして世界的な不安に招くことになるとは当時、映画を見た私は思ってもみませんでした。
映画の中では、米軍の伝染病医学研究チームが、そのウィイルスを採取した後、(細菌兵器として保存するため)伝染病が発生した村を燃料気化爆弾を使い消滅させてしまうのですが、ウィルスに感染したサルが、難を逃れた後、密猟者に捕獲され、アメリカに渡り、そこから伝染をしていき、国家的な危機にさらされた政府が、伝染病が広まっている町を、町ごと爆破しようとする軍上層部と、血清があることに気づいた、その部下(ダスタィン・ホフマン)が、反逆罪を覚悟して、その解決にあたる映画ですが、こうして広まりつつあるエボラ出血熱の対策には、イデオロギーを超えて取り組んでもらいたいものです。
その中で、現在、富士フィルムが開発した新薬に世界のエボラ研究機関が集まっていますが、日本の他にカナダの医薬メーカーも臨床試験が行われてとの事ですので
一刻も早く特効薬が開発され、エボラ熱が撲滅されることを願うものです。