4月9日(映画の話)

4月9日(映画の話)ツタヤへ娘の借りていたDVDを返しにいったついでに、つい目に留まった作品「アルゴ」を借りて観ました。
2012年第85回アカデミー作品を受賞した作品ですが、これがまたハラハラドキドキの連続です。
イランのパーレビ国王が国外追放にされた後にホメイニ氏がイラン革命を起こした最中のテヘラン米国大使館で、大使館職員54名が人質となり、難を逃れた6名の外交官が、カナダ大使の私邸に匿われました。
そして6名をCIA担当官と、そのブレーンが、架空のSF映画「アルゴ」をイランでロケをするという事を計画し、その映画スタッフにカナダ大使館に避難していた6名の米国外交官が演じさせイラン革命防衛隊の目をすり抜けてイランを脱出するという話ですが、実話に基づいて制作してあるだけにリアリティーを感じさせ、始めから終わりまで観る者をまったく飽きさせることなくストーリーが展開していくおもしろい作品でした。
アルゴは1963年の「アルゴ探検隊」の名をもじったのでしょうかね?

※当時アメリカはカーター政権であり、表向きはイランでの人質救出作戦が大失敗したり対ソ連外交の失策が多くみられ外交。安全保障の立て直しを余儀なくされたことはいうまでもありません。
その失敗がレーガン政権誕生に繋がるかと思います。
他方、英国も、8日、亡くなられた故サッチャー元首相の下で、教育、外交、経済の立て直しが行われ、沈没寸前の大英帝国を立て直していった時代でした。
ちょうど今の日本がこうした30年前の米国、英国と同じ道を辿っているということでしょうか?
そうあってほしいですね。


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