1月19日

熱血行動派

2015年01月19日 16:46

 今日午後、浜北区の某社会福祉法人の評議員会があり出席してきました。
各議案について協議を重ねている中、今年4月より始まる3年に一度の介護制度改革の話になり、それについての議論が高まりました。
今回の改定は、介護報酬の減額が主にされるという事で、2,27%が目安になるようです。
この背景は財務省が社会福祉法人の内部留保を下げ、介護改善加算として介護職の賃金に上乗せするための改定です。
他方、施設利用者の負担が上がるという事は、今のところ大丈夫との話でした。
また、介護職の離職者が大変増えているという深刻な話も出てきました。
段階の世代が全員75歳以上になる2025年度には、介護職員が約30万人足らなくなるということも厚労省の調査で分かり、今後、介護職員の養成と確保が急務になりそうです。
なぜ、離職者が増えているのか?
という話も、今日の評議会で話し合われましたが、問題の多くは、最後の看取り、や、人間関係のストレスというがもっとも多いのではという事から介護現場での職員のケアも重要になりそうです。
こうしたことは、病院側の問題でもあるわけですが、施設運営者のこれからの取り組みに注目が集まりそうですね。
毎年、なゆた浜北で、開催されている在宅ケアも重要ですが、それ以上に、若い世代の方が、将来を見据え、この問題を真剣に受け止めていくことも大切です。


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