4月3日

熱血行動派

2014年04月03日 09:18

自宅前の桜が満開になりました。
春爛漫といったところでしょうか?
今朝は天気が良いので朝の散歩もしてきたましたが、浜名用水の堤防には菜の花でいっぱいでした。
いよいよ今週、来週と学校の入学式です。
桜の花と入学式、日本らしい風景ですね。

さて、今日は少し固い話ですが、テレビではまったく報道されていませんが、台湾で馬英九政権が台湾と中国政府と結んだ「サービス貿易協定」に反対する台湾の学生が立法院を占拠し、20万人以上が参加する反対のデモが総統府前で行われたようです。
民主主義を国是とする台湾が、中国政府による不当な協定に危機感を感じ、敏感に反応した台湾人学生が台湾政府に対してのデモを行ったのですが、これほど大きなデモが発生しているのにも係らず、これについて日本のメディアが報じないというのは・・・・いかがなものでしょうね。
翻って日本では集団的自衛権を巡る議論がギクシャクし始めました。
これは安倍政権で公約にも掲げたテーマでした。
振り返ってみれば、民主党政権以前の自民党では、まったくといってよいほど、こうしたテーマは問題視されず、期待された民主党は3年3ヶ月にわたり国民の期待と裏腹な政策ばかりを追求し、それに困り果てた国民の期待の下、満を期して安倍政権になったはずですが・・・・・
ここにきて、足踏み状態が続いている状況はまた古い体質の自民党へ先祖帰りしているのでしょうか?
今回の集団的自衛権問題では、”議論の進め方が乱暴すぎる”だとか、”集団的自衛権行使で何を目指す”のか等々、自民党内でここまで進めてきておいて、再びスタート時点へ戻るようなもののように感じてなりません。
前出の台湾の問題や、韓国・北朝鮮、そして中国の海洋進出でもわかるように日本の周辺情勢は以前とは比べものにならない位緊迫をしているのです。
そして頼りの米国はウクライナ問題でも分かる通り、かつての様な絶対的な力はないというより、むしろ内向的な政策を重視するようになっているのです。
つい、先日もフィリピンが中国海軍の妨害を受けて海運に支障をきたしたようです。
集団的自衛権行使で日本が目指すのは日本の安全を守るためだということを私たちは認識しなくてはならないことでしょう。

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