今日は広島に原爆が投下されてから69年目をむかえます。
原爆により亡くなられた被害者の方に心より哀悼の意を表したいと思います。
さて、新聞・テレビて報道がなされたと思いますが、昨日、浜松市長へ、拉致被害者帰国に際し、国が定める北朝鮮により拉致された被害者が帰国することに対して支援を行ってもらいよう要望書を提出いたしました。
これは、5日、政府において北朝鮮による拉致被害者らの新たな帰国に備え、国民年金などを一括支給することなどを柱とする生活支援法が正式決定されたことを踏まえて、浜松ブルーリボンの会が浜松の失踪者河嶋功一さんの家族や、浜松在住で、沖縄県石垣島で失踪した富川久子さんの叔母にあたる吉田さんとともに鈴木康友浜松市長へ、要望書をお渡し致しました。
内容は、今月末から来月上旬にかけて北朝鮮の特別調査委員会より何らかの回答が出ることを見こし、万が一、拉致被害者が帰国という段階になった時に各市町村が連携をし、政府方針の下、被害者やその家族が、安心して暮らせる環境を整えてもらいとするもので、すでにその経験を持つ、新潟県や福井県を例に、準備の要望とともに、何人かの被害者が帰国したからといって安易な幕引きをしてもらってはならないということを拉致被害者家族が暮らす地方より政府に訴えてもらいたいとするものです。
また、要望書には書き記しませんでしたが、拉致問題そのものの本質をしっかり認識したうえで、わが国の制度や法律に落ち度がなかったかを精査し、加害者も刑罰の対象にしていかなければなりません。
昨日は関連の各市町村に先がけ、理解ある浜松市長へ要望書を提出させて頂きました。