12月16日

熱血行動派

2016年12月16日 10:46

昨日、ロシアのプーチン大統領が来日し、安倍総理の故郷である山口県長門市で会談が行われました。
国民の多くは北方領土4島の返還に向けての話が期待されていますが、現段階ではまだそれについての話がなされていないとの事。
大変気になります。
この領土の話は4島一括なのか先行2島(歯舞、色丹)なのか議論が分かれるところですが、実は、以前、2島が返還される寸前までいった事が
ありました。
これは鈴木宗男元衆議院議員などの尽力によるものだったとの話ですが、当時何が何でも4島という世論が多かったことが災いしたのか、
それとも何か他の問題があったのか?詳しくは分かりません。
少なくとも2島が先行で返還されていれば、この2島を日本が上手に開発をしていきながら次の2島ないし1島(国後、択捉)の次の話につながっていたのかもわかりませんし、漁業権なども含めると、漁業関係者にとって早急な解決が何よりです。
しかしながら、思う事は、世界の情勢は大きく変化をしているという事です。
その中で日本の主権、安全を守りながら国益を考えていかなければならないという事です。
国内的な問題に国民は左右されがちですが、今の世界は、こうした事情を考慮した外交が何より重要になってきたことを受け止めていかなければなりません。
こうしたことを考えていくと、安倍総理の外交スタンスは評価に値します。

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